日本国内に引っ越しする場合、固定電話の移転手続きは、NTT東日本かNTT西日本で行います。
北海道・東北地方・関東地方および山梨県・長野県・新潟県に引っ越す場合、NTT東日本で手続き、その他の地域に引っ越す場合、NTT西日本で手続きします。
引っ越しで電話番号が変わる場合、新しい電話番号を転送アナウンスする手続きをあわせて申し込めます。
固定電話のみ利用している場合、引っ越しの2週間前まで、フレッツ光などインターネット接続サービスも利用している場合、引っ越しの3週間前までに手続きを済ませましょう。
固定電話の引っ越し手続き手順
固定電話の引っ越し手続きは、電話かインターネットで申し込みます。
電話で申し込む場合、固定電話から「116」に電話をかけ、インターネットで申し込む場合、NTT東日本公式ホームページ 電話のお引っ越しか、NTT西日本 お引っ越しのお手続きにアクセスします。
「116」の受付時間は9:00〜17:00まで、年末年始を除き、土曜・日曜・祝日も受付しています。
携帯電話やPHSからかける場合「116」ではなく「0120-116-000」が電話番号です。
手続きの際、手続きする固定電話の電話番号・契約者名義・旧居と新居の住所・工事希望日・料金の支払い方法を伝える必要があるので、固定電話の請求書や領収書を手元に準備して、手続きをはじめましょう。
インターネットから申し込む場合、移転前の情報・移転先の情報を入力した後、支払い方法・新しい電話番号・開通日を選択して送信します。
後日、NTTの担当者からかかってくる詳細確認の電話を待ち、会話した上で申し込みが完了します。
固定電話の転送アナウンスパターン
同一市区町村内の引っ越しでないかぎり、原則、固定電話の番号が変わります。
古い電話番号に電話がかかってきた際、新しい電話番号への転送アナウンスを無料で再生してくれるサービスがあり、固定電話の引っ越し手続きとあわせて申し込めます。
「おかけになった電話番号は、現在つかわれておりません。」という定番のパターン、「おかけになった電話番号は、移転のため、番号が変わりました。新しい電話番号は、〇〇です。」という新しい電話番号を伝えるパターン、「おかけになった電話番号は、移転のため、取り外してあります。連絡先は、〇〇です。」というパターン、「おかけになった電話番号は、移転のため、取り外してあります。」という連絡先を伝えないパターン、4パターンからアナウンスを選べます。
ただし、新しい電話番号への自動転送はしてもらえません。
新しい電話番号は、自由に指定できるのではなく、NTTの担当者が提示する候補から選びます。
NTTインターネット接続サービスの引っ越し手続き手順
フレッツ光やBフレッツなど、NTTのインターネット接続サービスを引っ越しする場合、固定電話と同様に、電話かインターネットで申し込みます。
電話で申し込む場合、9:00〜17:00の受付時間(年末年始を除く)内に「0120-116116」に電話をかけ、インターネットで申し込む場合、NTT東日本公式ホームページ FLET’S光か、NTT西日本公式ホームページ フレッツにアクセスします。
ひかり電話を利用している場合、固定電話とインターネットを同時に手続きでき、ひかり電話を利用していない場合、固定電話の引っ越しを相談する担当者や申し込み画面の備考欄に「インターネットも同時に移転する」旨を伝えると、同時に手続きを進められます。
手続きの際、引っ越し先の住所・契約者名義やお客さまID・工事希望日が必要なので、請求書や領収書を手元に準備して、手続きをはじめましょう。
プロバイダの契約がNTTとのセット契約ではない場合、プロバイダに連絡して移転手続きが必要です。
また、NTT東日本公式ホームページ まとめて料金シミュレーションでは、インターネット・固定電話・テレビの組み合わせで、現在利用中のサービスの料金と比べて安くなるプランがないかシミュレーションできます。
引っ越しは、契約を見直すいい機会です。