引越し準備

引っ越し荷造り用のダンボールを無料でもらう方法

タワーマンションのゴミ捨て場で引っ越し荷造り用のダンボールをさがす1歳児

引っ越しの際、荷造り用にたくさんのダンボールが必要です。

ふだんゴミ捨て場でよく目にするダンボールですが、ホームセンターやインターネットで購入すると意外に高額。
1枚100〜200円程度します。

知恵をしぼり、なるべく無料でもらいましょう。

引っ越しの荷造りに必要なダンボールの枚数

引っ越し荷造り用のダンボールに入る1歳児ダンボールに入る1歳児

荷物の量にもよりますが、ワンルームや1Kに住む単身でダンボール10〜15枚、1DKに住む2人暮らしでダンボール20~30枚、2DK・3DKに住む3〜4人の家族でダンボール40~60枚が、荷造りに必要なダンボール枚数の目安です。

準備し過ぎてダンボールが余ってしまうと、処分する手間が増えるので、引っ越し業者の訪問見積もりの際、何枚ぐらいダンボールが必要かたずねると、実際に荷物の量を見たプロの目で判断してもらえます。

ダンボールを無料でもらう3つの方法

引っ越し荷造り用のダンボールを運ぶ1歳児ダンボールを運ぶ1歳児

ダンボールを無料でもらう方法は、引っ越し業者の無料サービスでもらうか、商業施設からもらうか、捨ててあるダンボールを拾うか、主に3種類です。

まず、依頼する引っ越し業者にダンボールをもらえないか確認し、もらえなかったり、無料サービスの枚数ではダンボールが足りない場合、商業施設からもらうなどで集めましょう。

荷造りは1週間前後かかるため、なるべく早くダンボールを調達し、荷造りをはじめられる準備を整えなければなりません。

引っ越し業者の無料サービスでダンボールをもらう

アート引越センターのトラックと資材引っ越し業者のトラック

アートサカイなど、名前を聞いたことがあるような大手引っ越し業者に引っ越し作業を依頼する場合、無料サービスとしてダンボールをもらえます。
訪問見積もりの際や、引っ越し業者のホームページで、無料サービスの有無を確認しましょう。

ダンボールは、S・M・Lの3種類のサイズを用意している業者が多く、本や食器など重い荷物が多い場合は小さいサイズのダンボールを多めに、衣類など軽い荷物が多い場合は大きいサイズのダンボールを多めにもらいましょう。

最大ダンボール50枚まで無料という業者が多く、その範囲内で必要な枚数をもらえます。
それ以上必要な場合、引っ越し業者から追加購入したり、自分で用意しなければなりません。

クローゼットの衣類はハンガーボックスをリースしてもらえたり、大型の家具・家電は引っ越し当日に業者に梱包してもらえるので、何をダンボールに詰める必要があるか、訪問見積もりの際に業者に確認しましょう。

引っ越し後のダンボール回収の有無も確認が必要です。
10枚程度ならゴミ捨て場に捨ててしまえますが、数十枚になると運ぶのが大変な上、大家さんやご近所に迷惑がられます。

ドラッグストア・ホームセンター・家電量販店からダンボールをもらう

ドラッグストアの店内で商品を手にとる1歳児ドラッグストアで商品を手にとる1歳児

チェーン店のドラッグストア・ホームセンター・家電量販店は、毎日たくさんの商品仕入れがあり、ダンボールをまとめて捨てていて、数十枚単位でダンボールをもらえる可能性が高いです。

午前中に商品が届くことが多いので、お昼過ぎに店員に聞いてみましょう。

もらえる場合、とりあえず枚数を集めるのではなく、ダンボールのサイズ・強度・清潔さを確認して、もらうダンボールを選びましょう。

サイズが不ぞろいだと荷造りしづらく、部屋に積み重ねておくのが困難です。
大・中・小の3種類を、それぞれなるべく同じ大きさでそろえましょう。

スーパーやコンビニにあるダンボールは、食品のニオイがうつっていたり、強度が弱くカタチがくずれていることがあり、注意が必要です。

個人商店の場合、数枚しかダンボールがなく、複数店舗まわることになってしまう可能性があります。

家電量販店でダンボールをもらう場合、プチプチの愛称で知られる気泡緩衝材をあわせてもらえると、ワレモノの荷造りに重宝します。

タワーマンションのゴミ捨て場からダンボールを拾う

タワーマンションのゴミ捨て場に捨てられているダンボールゴミ捨て場に捨てられているダンボール

タワーマンションにお住まいの場合、ゴミ捨て場にアマゾンをはじめとするネット配達のダンボールが無数に捨てられていて、無料でダンボールを入手できます。

ご自身で定期的にネット通販を利用する場合、届いたダンボールを溜めておくのも足しになります。

捨ててあるダンボールを拾うことに抵抗があるかもしれませんが、新品のダンボールを無料でもらう方法は、引っ越し業者の無料サービスぐらいしかなく、商業施設からもらう場合も同じように中古ダンボールです。

ただし、屋外のゴミ捨て場に捨ててあるダンボールは避けましょう。
雨ざらしのダンボールは強度が弱く、汚れなど荷物への影響が心配です。

引っ越し後にダンボールを処分する方法

引っ越しが終わり、荷ほどきを終えたら、ダンボールを処分しなければなりません。

依頼した引っ越し業者がダンボールを回収してくれるかどうか、回収してくれる場合、連絡してからどのぐらいの期間で回収しに来てくれるか、事前に確認しましょう。

引っ越し業者がダンボールを回収してくれなかったり、回収に来るまで自宅にダンボールを保管しておくことが難しい場合、資源ごみの日に捨てます。