よく分かる引越し料金の仕組み

引越しの基本料金は国土交通省の引越約款に基づいて決められ、作業の内容によって時間制と距離制があります。

一般的に近距離の引越しであれば4時間と8時間の「時間制」、長距離の引越しであれば「距離制」で計算されます。

基本料金に作業員の作業料金、資材費、交通費などの「実費」と、エアコンの脱着、アンテナ工事、不用品処分などの「付帯サービス料」が加わり、合計の金額が引越し料金となります。

引越し料金の内訳は見積書や契約書に記載されているので、どのような作業がどのような料金なのかをしっかり確認しましょう。

荷物の運送料金

引越しの料金は「トラックの大きさ=荷物の多さ」と「作業員の人数=人件費」と「引越し先までの距離=移動時間」という3つの要素で基本的な料金が決まります。

階段の作業が多かったり、玄関からトラックをとめられる位置までの距離が遠い場合は、人員が余分に必要になるため費用が増加し、窓からの吊り下げ作業のような作業難易度が高かったり、特別な作業が必要になる場合も追加で費用が発生します。

単身の引越し(1人暮らし)

間取り:1R~1K
トラックの大きさ:軽トラック~2tトラック
作業員の人数:1~2名

夫婦の引越し(2人暮らし)

間取り:1DK~2DK
トラックの大きさ:2tロング~3tトラック
作業員の人数:2~4名

家族の引越し(3~4人暮らし)

間取り:2LDK以上
トラックの大きさ:3tトラック以上
作業員の人数:3名以上

家電の工事料金

引越しはエアコンやウォシュレットの脱着工事のような、輸送料金以外の費用がかかることが多いので、事前にどのような工事が必要になるかを把握しておくと予算が立てやすくなります。

冷蔵庫や洗濯機は無料で取り外しや取り付けをしてもらえることが多いので、どこまでの作業を無料でしてもらえるのか、依頼する引越し業者に確認しておきましょう。(1,000円前後かかる場合もあります)

不用品処分料金

運ぶ荷物が少なくなれば料金もそのぶん安くなるので、不要品は思い切って処分しましょう。

引越し業者に処分を依頼することも可能ですが、ネットオークション、リサイクルショップ、フリーマーケットなどを利用すると引越し費用の足しになります。

売却できなかった場合、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機であれば、市・区・町の行政機関で「家電リサイクル券」を購入するのが、最も安価に処分できます。

ピアノの運搬料金

大きなピアノがご家庭にある場合、ピアノ移動の料金が追加で発生します。

引越しとセットで依頼すると多少安くなりますが、重量が非常に重く、デリケートに扱う必要があるので、高額の料金設定であることがほとんどです。

もし覚えていれば、そのピアノを買ったときにどのように搬入したかを業者に教えてあげると、料金をすぐに知ることができ、作業もスムーズに行ってもらえます。