引越し手続き

印鑑登録・実印の引っ越し手続き手順

両手に実印を持ってくわえる1歳児

印鑑登録は、不動産登記や自動車購入の際につかう実印を市役所・区役所に登録する手続きです。

引っ越しにより市区町村が変わる場合、新住所の役所にあらためて印鑑を登録する必要があります。

同一市区町村内の引っ越しでも、結婚や離婚で姓が変わると、手続きが必要です。

役所がある市区町村に住民登録していないと手続きできないので、住民票の引っ越し手続きとあわせて行いましょう。
住民票の異動手続きは、引っ越し後、14日以内が期限です。

印鑑登録ができる場所

品川区役所の建物区役所の建物

印鑑登録は、市役所・区役所に加え、地域センターで手続きできます。
インターネットや郵送による手続きできず、窓口に足を運ぶ必要があります。

新住所の役所で手続きすれば、旧住所の役所で印鑑登録の廃止手続きは必要ありません。

受付時間は役所によって異なり、日曜開庁や延長窓口を実施している役所があるので、受付時間を確認してから向かいましょう。

転居届・国民健康保険・国民年金・児童手当・子ども医療費助成など、市役所・区役所の引っ越し手続きを一度にまとめて済ませると二度手間になりません。

印鑑登録に必要な書類・持ち物

机の上に置かれた印鑑と印鑑ケース机の上に置かれた印鑑

印鑑登録には、「実印として登録する印鑑」と「本人確認書類」が必要です。
手続きする役所の市区町村に住民登録している15歳以上が申請できます。

登録できる実印は、1人につき1つまでで、家族で同じ印鑑はつかいまわせません。

実印は、ゴムなど変形しやすい材質ではないこと、住民票の氏もしくは名が記載されていること、8mm〜25mmの正方形におさまるサイズであることなど規定があり、特殊な印鑑は登録できないので注意しましょう。

本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど、官公庁が発行した顔写真付きの証明書を利用できます。

代理人が申請する場合「実印として登録する印鑑」に加え「委任状」と「代理人の本人確認書類」と「代理人の認印」が必要です。
代理人による印鑑登録の場合、即日登録できない場合があります。

必要書類・持ち物を持参し、窓口で配布している印鑑登録申請書を記入して提出すると、手続き完了です。

印鑑登録の手数料と印鑑登録証明書の発行にかかる料金

床の上のこども銀行のおかねを拾う1歳児こども銀行のおかねを拾う1歳児

印鑑登録には、50円前後、登録手数料がかかります。

登録が完了し、印鑑登録証を受け取ると、印鑑登録証明書を発行できるようになり、一通あたり300円前後で発行できます。

コンビニのコピー機で印鑑登録証明書を受け取れる市区町村があり、窓口で交付を受けるより100円程度お得な料金設定になっているので、機会があれば利用してみましょう。